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おえび苦手ー

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絵板で絵描くの苦手です。うー。
かといってアナログはスキャンとか色々面倒でありまして、絵板アプリにも慣れたいんですが……。

大学で専攻全体の研究室の図書整理を手伝いまして、
持ってって良いよと先生が仰った本をいくらか頂いてきました。
それで岩波文庫の10巻本のセットを頂きまして、かなり古いのですが、パラフィン紙がかけてあって、それだけが焼けていて中身はけっこう綺麗、という良いものでした。
今の岩波文庫のしおりは「広辞苑から」というシリーズで、ある言葉とその解説、という文字だけが印刷されているものです。昔のものにはモノクロのイラストやドローイングが用いられていて、縁にも装飾柄が印刷されていたりなんかして、目にも楽しいです。
頂いた本のそれぞれにもしおりが挟まっていて、ビアズレーの《サロメ》なんかが使われていてすごく嬉しいです。

とか何とか云ってインテリな自分を演出してみましたが、実は活字嫌いです。アハ。でも面白そうと思うと買ってしまうので、積読本が増えてゆく一方です。
しおりの話しかしてないからインテリなんて演出できてねーよっていう…。


これは借りたものなんですが、『戦闘美少女の精神分析』という、何年か前に話題になった(らしい)本を読んでいます。
日本の漫画・アニメには「戦う美少女」というものが出てくるが、これは日本独特の現象であって、それを消費する日本の「おたく」の精神を分析するというもの…のようです。
めっちゃ面白いです。基本的に男ヲタ中心の話なので、われわれ(と云って良いのか)腐女子とはちょっと違うところもあると思うのですが、
マニアとオタクとの違いは対象が「実物」か「虚構」かということである、だとか、二次創作が「所有」の儀式であるとか、「あー!そうそう!仰る通りでございます!」と思える部分も多いです。
面白いです。2000年に出た本なので「今更?」という感じなんですが…。
一番驚いたのが、女性向け大手同人作家が、漫画およびオタク評論を書いていたということです。参考書籍リストに載ってました。かなり興味があります。「なぜ私はホモが好きなのか」と思ってしまう腐女子なので。
ポチッとクリックで本が買えてしまうので、まーーーた積読が増えそうな予感がします。